DRBDとPacemakerでNFSを構築する
ラズベリーパイ上で分散ファイルシステムのようなデータの可用性担保や冗長化を行うためにGlusterFSやCephを挙げてきました。
しかし、実際に動作させて様子をみてみると、そもそもサーバスペックやインターフェースがあまり強力ではないラズベリーパイでは、あまり動作状況良好とは言い難いです。
今回はより軽量で動作するDRBDの構築を行い、NFSで共有するところまでを実施していきます。
- DRBDとは
- Pacemakerと連携させる理由
- DRBDの導入
- 環境
- インストール
- 自動プロモーション機能の確認
- DRBD9の検証
- 正常時のSecondaryマウント操作
- Primaryが存在する場合
- Primaryが存在しない場合
- 異常時のSecondaryマウント操作
- drbd.serviceダウン後のSecondaryマウント操作
- drbd.serviceダウン中の新プライマリへの書き込み
- drbd.serviceダウンしたノードの復旧/復旧後のステータス
- ネットワークダウン時の状態確認
- 正常時のSecondaryマウント操作
- DRBDのNFS対応
- Pacemakerの導入
- DRBD動作確認
- フェイルオーバーのテスト(Stanby)
- フェイルオーバーのテスト(Nodedown)
- 終わりに
- 参考